職場に悪魔のサイクルが廻り
「ドタバタ」が職場に発生している
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『無理な計画、計画は計画、仕事は仕事』
開発プロジェクトのスタートは、トップ営業で仕事をとってきた事業部長からの「天の声」。
「ちょっと、いいかな」と声を掛けられる。
現場は既に進めているプロジェクトで手一杯。
でも「やるしかない」「やろうよ」と動き出すが、「人が足りない」のが問題。
上司に相談するも「でもヤレ」のひと言で設計者を頭数だけそろえる。
スケジュールは「棒線計画(線表計画)」で「お尻だけ決まっている」だけで
アウトプットやプロセス等があいまいな「たぶんこうだろう計画」。 close -
『優先順位つけれず検討の手抜き』
あいまいなまま仕事がスタートする。顧客とは「走りながらの打合せ」になり、
そのたびに「ピットインして仕様変更」になる。
「時間不足で検討不足」の悪循環に開発者たちは「万年寝不足状態」。
検討の手を抜くつもりはないが、時間不足で検討しきれなくなってしまう。 close -
『コミュニケーション不足、
OJT指導不充分』更に職場のベテランと若手の間に「言葉の壁」と「技術の壁」があり、
ベテランの言葉が若手には通じない、計画通り進まない。
納期が来て「もう待てない。とりあえず出荷」するが「現地立上げ中の不具合発生」。close -
『別の仕事に悪影響、ドタバタの玉突き』
トラブル対応に顧客は「エースを出せ」と要請。
ベテランのエースがトラブル対応するため、他のプロジェクトが進まない。
社内計画がズタズタになる。close -
『仕事は仕事、育成は育成』
『技術の属人化』
トラブルは何とか解決したが、予算があれば本当は若手を連れて行って
経験を積ませることが出来たのにと思う。
結局ベテランだけで解決して報告書を書いてトラブルは収拾する。
しかし技術が属人化して組織に技術が蓄積できない。close
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ドタバタ型
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遅れ常態化型
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アウトプット出ず型